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2017.12.18 Mon

先週末、国立新美術館で開催されている「安藤忠雄展」に行ってきました。安藤さんは、弊社の親会社の「シーズ広告制作会社」の本社ビルを設計していただいた関係で、一度お会いしました。と言っても、ビルが完成した時に見に来られ、その際挨拶をさせていただいただけですが・・・。ところで、「安藤忠雄展」は今日までの開催なので、先週末は大変な混雑でした。チケットを買うだけで30分待ち、会場内の混雑を緩和するために入場制限をされていて、また30分待ち。都合1時間待ちで、やっと入場できましたが、壁際に展示されている建築模型の前は人の壁ができていて、肩越しに建築パースや模型をチラッと見るくらいのことしかできません。ま、私の主たる目的は、大阪府の茨木市にある「光の教会」の実寸大レプリカを見ることだったので、会場内の展示はさっと見ただけで、屋外に建造されている「光の教会」の方に行きました。建物は、実際の教会と同じようにコンクリートの打ちっ放しでしたが、叩くとコンコンという乾いた音がしましたから、完全な打ちっ放しではなさそうです。建物の内部は、正面の壁に向かって階段状の傾斜になっていて、前の方にはベンチが設置されています。何気に厳かな雰囲気が醸し出されいて、あまり声高に話す人はいません。正面の壁には見事な十字のスリットが入っていて、外光が差し込んで輝いています。ここは内外共に撮影が許可されているということで、皆さんスマホで撮影していました。私もiPhoneを取り出して、まず教会内の全景をパチリ。さらに、モードをパノラマに切り替えて、左から右へとパノラマ撮影をしました。その写真がこれです。

やはり、建築作品は実物に接すると、存在感が違います。今回の「安藤忠雄展」は、その意味でも、建築作品の展覧会として大成功だったと思います。そういえば、徳島県鳴門市にある、「大塚国際美術館」には、ローマのバチカン宮殿のシスティーナ礼拝堂の祭壇に描かれた、ミケランジェロのフレスコ画「最後の審判」の実物大陶板、というか、システィーナ礼拝堂の天井壁画そのものを実寸で忠実に再現してあるのですが、オリジナルと同じ大きさで陶板に焼き付けられているので、その存在感は半端ではありません。こういう試みは、アメリカが本場だと思っていたのですが、日本人もよくやるなと感心したのを、思い出しました。