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2017.09.12 Tue

「北朝鮮による6回目の核実験を受け、国連安全保障理事会は11日午後(日本時間12日午前)、北朝鮮への原油や石油精製品の輸出に上限を設定した制裁強化決議案を全会一致で採択した(産経ニュース)」のですが、今回の制裁決議はそれなりの効果を発揮するのでしょうか?石油の全面輸出禁止については、上限を設定に後退しましたが、それでも、繊維製品の輸出禁止や北朝鮮派遣労働者の新規雇用禁止などで、石油を輸入するための資金が不足することは十分考えられます。「8月の制裁は、(1)石炭など鉱物性燃料(2)鉄・鉄鉱石(3)水産物-の輸出を禁止している(正論/産経ニュース)」ので、今回の制裁と合わせると、北朝鮮は外貨を稼ぐことがほとんどできなくなります。結局、石油の全面禁輸を打ち出さなくても、外貨獲得の策をなくすことで、今回はかなりの打撃を与えることになりそうです。この先の読みとしては、北朝鮮政府というか、金王朝を維持できなくなって降参するのか、あるいは、さらなる挑発を繰り返すのか、こんなチキンレースを繰り返すような男をトップに戴いている北朝鮮の一般国民こそ、いい面の皮です。一方、「ロシア極東ウラジオストクで7日に開かれた安倍晋三首相(62)とプーチン大統領(64)の日露首脳会談で、(中略)プーチン氏は首脳会談後の共同記者発表でも『朝鮮半島情勢を解決するためには政治的、外交的な手段しかない。対話を続けなければならない』と重ねて強調し、ロシア側の基本姿勢が揺るぎないことを印象付けた(産経ニュース)」ということですが、そんなに対話に自信があるのなら、プーチンがさっさと北朝鮮を訪問して、金正恩に核開発を諦めるように説得すればいいじゃないかと思います。別に国連を始め、世界の国が北朝鮮を地球上から無くそうなんて考えているわけではないのですから、「まともな国になれば、それでよし」ってことでしょう。

一方、「文大統領はその間、高高度防衛ミサイル(THAAD)を配備するか遅らせるか、対北朝鮮対話を先にするか制裁に集中するか、いかなる方法で韓半島(朝鮮半島)のハンドルを握るかなどについて、あいまいなメッセージを出して混乱を招いてきた。結局、北朝鮮に嘲弄され、米国に不信感を与え、中国に非難され、ロシアに拒否されるのではという批判を受けている。国民は今、相手が恐れる力と武力なしに言葉と善意で包装された外交というものがどれほど虚しく危険かを実感している(中央日報)」ということなんですが、日本の場合も、安倍政権の前の政権だったら、我々国民は多分同じような虚しさと危険を実感していたでしょう。