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2017.08.30 Wed

「実際に小池新党が衆議院選に進出したとして、どのくらいの議席数を獲得する可能性があるのだろう。いくら都議選で勝利したとは言え、しょせんは一地方選挙、国政も同じようにいくとは思えないのだが。都議選で獲得した188万票をベースに考えると、現状でも全国で50議席前後の獲得は見込めると小池知事周辺の選対関係者は話しています。東京だけでも衆議院の議席は、小選挙区で25、比例で17。もし25の小選挙区すべてに候補を擁立した場合、比例でも6~8議席は獲得が見込め、20議席近くになり、他の地域での議席も含めれば、50議席前後は固いという計算(DIAMOND ONLINE)」だそうですが、そうは問屋が降ろさないでしょう。小池都知事は、就任後何か目覚ましい活躍をしたでしょうか?否というのが現状です。都民が「都民ファーストの会」に投票したのは、東京都議会の自民党議員団が横暴だったからでしょう。地方選挙と国政選挙は別物です。東京都民が小池新党の候補者に多少票を投じたとしても、神奈川県民や埼玉県民がこぞって投票するとは思えません。民主党が政権を取った時との違いは、安倍政権への不信任はさほど国民に浸透しているわけではなく、一部の新聞とTVのニュースショーが、足を引っ張っている程度だからです。安全保障が重要な政治課題になっている現在、国政を担える党が他にあるとも思えません。

 

 

現代自動車の中国工場4カ所が稼働を中断した。部品企業が納品を拒否したからだ。高高度防衛ミサイル(THAAD)配備に対する中国の報復で販売が振るわず、代金の支払いが遅れているからだ。 現代車によると、現代車の中国合併法人の北京現代は現地第1-4工場の稼働を中断した。第5工場(重慶)があるが、昨年下半期に竣工して現在は試験稼働中であるため、事実上、中国内の乗用車生産工場はすべて停止している(中央日報)」ということですが、蝙蝠外交のツケがいよいよ現実のものになってきました。そりゃあ、前大統領と前国連事務総長が揃って中国の軍事パレードを見物しておきながら、北の挑発もあって、THAADを配備することにしたのですから、中国に報復されても、身から出た錆としか言いようがありません。韓国財閥企業の一方の雄である現代自動車がこけたら、韓国経済は持たないでしょう。その時、日本にすり寄って来られても困りますが、はてさて、この先ムーン大統領はどうするつもりなんでしょう?

 

 

前日のミサイル発射の際の韓国の対応を見ると、「日本の安倍晋三首相は29日早朝に北朝鮮の弾道ミサイルが日本の上空を通過したことに関連し、米国のドナルド・トランプ大統領と電話会談を実施した(朝鮮日報)」のですが、「一方、青瓦台(韓国大統領府)の関係者によると、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領はこの時点で米・日という重要な安全保障同盟国との電話会談を実施する予定はなかった」ということです。これって、北朝鮮の挑発は、韓国ではなく、アメリカおよび日本の米軍基地がターゲットだということでしょう。この際。蚊帳の外でも構わないとムーン大統領も思っているのかもしれません。そのうち、米軍は韓国から撤収するかもしれません。韓国がそれを望むのか?あるいは、アメリカが韓国を見限るのか?何れにしても、対北朝鮮戦争の際の最前線は、グアムと日本の米軍基地になりそうです。普通に考えれば、空軍力では北朝鮮はアメリカに敵いっこありません。地上戦になった時も、米軍は同じ土俵で戦うことはしないでしょう。北朝鮮は、「ソウルを火の海にする」と言っているそうですが、そんなことをしても北朝鮮の得にはなりません。ソウルが火の海になったとしても、アメリカが攻撃の手を納めるはずがありません。戦争になれば、自国の損害を最小限に抑えることが最優先されるべきで、狙うべきは敵の軍事基地であり、それ以外を攻撃しても、弾の無駄のはずです。北朝鮮の恫喝は、いつもいささか漫画じみているのですが、軍人はもっと冷静に戦争を遂行するはずで、つまり、勝ち目のない戦さはしないというのが大前提です。ただ、テロリストは話が別です。かの国が、テロ支援国家に指定されていることがやや心配ではあります。