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2011.02.28 Mon

今日で2月も終わりです。春がそこまでやって来たような温かい雨が降っています。景気もやっと底を打って、少しずつ上向いてきたと思った矢先に、チュニジア、エジプトと、長きにわたった独裁政権が倒され、北アフリカ情勢が不安定になっています。リビアのカダフィー体制崩壊も時間の問題となり、さらに、中東の国々でも、民主化要求のデモが起こっているそうです。北アフリカ・中東情勢は流動化しています。この先安定した政権が出来るまでかなりの紆余曲折があるでしょう。天安門事件後、同国内の民主化運動は圧殺されていますが、中国にも民主化要求のデモが飛び火するかも知れません、と思っていたら、「今月に入って2度目の民主化要求デモが計画されていた中国の北京で27日、大量の警察官が動員されて厳戒態勢を敷き、再びデモの動きを封じ込めた(CNN.co,jp)」と報じています。中国さらに北朝鮮のような国にも、民主化の波は必ず押し寄せるでしょう。これこそ20世紀が終わって21世紀になった証です。第2次大戦後の20世紀後半に誕生して、長らく変わることのなかった独裁体制が音を立てて瓦解するのは、ニュージーランドの地震と同じで、驚きではあっても起きるはずのない出来事ではありません。地震では美しい街並みが破壊されましたが、何年か後にはまた復興されるでしょう。しかし、独裁体制を打倒した後の民衆は、今後どのような形で国家を再生させていくのでしょう。軍やイスラム原理主義勢力が政権を握るような国家にならないことを祈ります。目を我が国に転じると、独裁国家ではないにしても、長年続いた自民党政権を打倒して政権交代したはずの民主党が迷走し続け、なかなか政権として確固とした基盤を築けないままです。このまま、来年度予算が成立しなければ、様々な部分で政権交代以前に戻ってしまいかねません。なんとも困った事態になったものです。