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Month: 2010 November

2010.11.30 Tue

「龍馬伝の平均視聴率は18・7%で、天地人の21・2%に及ばなかった。また、最終回は龍馬暗殺という最大の見せ場だったにもかかわらず21・3%で、これも天地人の22・7%を下回った。これについて、テレビドラマ関係者はこう話す。『大河は歴史ドラマというけれど、ここ何十年かは時代劇ホームドラマで、主婦が楽しみに見てるんです。天地人はこども店長の加藤清史郎の人気もあって、ぴたりそこにはまったけれど、龍馬は男のドラマですからね。女性は福山雅治に飽きてきたらもう見なくなっちゃう。終盤にかけて、龍馬伝の視聴率がじりじり下がったのはそのせいかもしれませんね』(J CASTニュース)」ということだそうですが、私の場合は視聴率がじりじり下がり始めた頃から「龍馬伝」を観始めました。幕末の動乱の中で歴史の大転換の重要な役割を果たした龍馬の生き様を観たかったからです。今週末から始まる「坂の上の雲 第2部」も楽しみです。志のある男のドラマは見応えがあります。

昨夜のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」もなかなか見応えがありました。グラフィックデザイナーの佐藤卓さんの仕事へ取り組む姿勢を紹介していたのですが、同業者としてもさすがと唸る思いでした。「デザインといえば、センスや個性の世界。デザイナーらしさが最も大切だと思われがちだが、佐藤は正反対だ。目指すのは、“自分”を消すこと。商品デザインに“佐藤らしさ”なんて必要ない。デザインが目立ちすぎるのは禁物だと考えている。」とか「普通、デザイナーはクライアントから口を挟まれるのを嫌う。素人からの反対意見は、デザイナーにとって『壁』と考えるケースが多い。しかし、佐藤は積極的にクライアントの意見を聞き、良い意見をどんどん受け入れようと考える。」とか、我の強いデザイナーには、かなり高いハードルでしょう。まして、これは放送されなかったらしいのですが、「デザインの依頼がくると、佐藤は毎回、長い時間をかけて商品を分析する。そのモノの本質と徹底的に向き合うためだ。25年以上もデザイナーの仕事をしていると、似た依頼は何件もある。しかし、よく似ていても必ずどこか違う。しかも、同じ商品でも時代によって求められるデザインは異なる。前例にのっとって『こんな感じだろう』という気持ちで仕事をすると、必ず失敗し、そのデザインはすぐに世の中から消えてしまうという。“コツ”を持たず、毎回、ゼロから考えること、それが佐藤の基本姿勢だ。」というのは、至難の業だと思います。ひとつ一つの仕事に全知全霊をかけて取り組むのが本来のプロの仕事なのでしょう。分かっちゃいるけど、なかなか出来ないことです。ま、それに見合うギャラが支払われることが前提だとも思うのですが・・・。

2010.11.26 Fri

「電子書籍の端末とサービスを国内で展開する主要6陣営が出そろった(産経新聞)」ようですが、それぞれの専用端末ごとに電子ブックが出版されるとなると、こちらの端末では読めてもあちらでは読めないなんて事態が起こる可能性もあります。これってMacとWindowsのソフトのようなもので、フォーマットを統一できないのでしょうか?今のところ、iPad向けの電子書籍は数えるほどしか出ていません。今後、他のリーダー向けにどんどん出版されるようになると、相対的にiPadの価値観が低下してしまうかも知れません。韓国サムスン社製のタブロイド型情報端末「ギャラクシー・タブ」は電話も掛けられるので、大画面スマートフォンと呼べなくもありませんが、以前にこのコラムで、タブレット型携帯情報端末の理想型は、文庫本くらいの大きさで電話も掛けられることと書いたのですが、この「ギャラクシー・タブ」は私が予想していたものにドンピシャでした。iPadもやっとマルチタスクになったのですが、SafariにFLASHはいまだに搭載されていません。さらに今回のバージンアップで、「ゲームセンター」とういうアプリがインストールされていました。おいおい、こんなもの頼んでないぞ、と削除しようとしたのですが、削除できません。結局iPadは今後ゲーム機としてしか生き残れないとジョブスが判断したのかね。

800億画素の超高精細パノラマ写真で、ロンドンの街並みを360度見渡せる「ロンドン80ギガピクセル(http://www.360cities.net/london-photo-ja.html)」にアクセスしてみました。これって、以前パリの町を360度のパノラマで見られたサイトと同じところがやっているのでしょうか?いずれにしても、ロンドンの中心部にあるビルの屋上から360度を高解像度のカメラで写してあって、かなり拡大しても画像が荒れないので細部まで鮮明に見ることが出来るというものです。しかも、驚いたことに日本語版まで用意されています。それにしても、ロンドンの町は石造りの建物ばかりです。高層ビルが遠景には見えるのですが、ほとんどが10階建てまでの石造りです。イギリスは地震がないので、古い建物もしっかり残っているのでしょう。ヨーロッパは空気が澄んでいるので、写真写りがいいと言われます。東京でこれをやっても遠くのビルは霞んでしまいます。この前サンシャイン60の展望フロアから眺めたときも、晩秋の快晴の日の午前中でしたが、東京スカイツリーすらクッキリとは見えませんでした。最近では冬になると黄砂が降ることも多く、なかなか遠くまでクッキリパッキリとはいかないでしょう。

2010.11.24 Wed

ソニーが国内向けに電子書籍端末「Reader」の発売と電子書籍配信サービスの開始を発表するそうです。いよいよ日本語の電子ブック端末の普及に本腰を入れる環境が整ってきたということでしょうか?それにしても、肝心の出版社と作家の間で条件面での折り合いがついていないようで、作家の中には独自に電子出版ビジネスを開始する人がいたり、著作を電子化することを拒んでいる人がいたりします。作家本人は既に死亡していても著作権がまだ切れていない場合は、電子化に際して遺族の承諾が必要になるのでしょうが、遺族が電子化を拒否したら、その本は著作権が切れるまで電子ブックで読むことが出来なくなってしまいます。本人が拒絶するのは致し方ないものの、もし遺族が拒否するとしたら、何となく釈然としないものが残ります。書籍は限りなく個人の想像力が生み出したものですから、死後の作品の出版形態に関して遺族は関与できないことにした方がいいと思うのですが・・・。同じ表現者でも、画家は画商に渡した作品の流通に関して関与できませんし、作曲家も作曲した作品の演奏について関与できません。作曲者の意図と異なるアレンジをされて演奏されても、演奏を中止させることは出来ないでしょう。言霊は紙にしか宿らないわけではないでしょうから、出版形態については作家があれこれ口を出すのは差し控えるべきだと思います。

週末の朝日新聞の土曜版に「コロプラ」という携帯サイトの記事が載っていたので、試しに登録してみましたが、いまいちおもしろさが分かりません。公式サイトの説明によると、「ケータイの位置情報を利用した新感覚携帯コミュニケーションゲームです。ゲームを始めるとひとつのコロニー(自分の街)をもらうことができ、コロニーはあなたと一緒に移動します。そう、ちょうど頭の上にコロニーが浮かんでいるイメージです!この頭上に浮かぶコロニーに、水や食料などの資源を設置してあげると人が住みつき始めます。『コロプラ』では、コロニーを発展させて住人を増やしながら、近くのコロニーとのコミュニケーションを楽しめます。」とあります。昔PCで流行った「シムシティー」のような育成ゲームの変種なんですが、う~ん、こんなん面白いんかいな?

2010.11.22 Mon

先週末は名古屋に行きました。今回は釣りクラブの忘年会と友人の息子が名古屋市議会議員選挙に出馬するとかで、紹介サイトを作成するための打ち合わせを兼ねていました。名古屋は大学時代に一度友人宅を訪ねて以来、40年近く一度も足を踏み入れたことがなかったのですが、今年はもう3度目です。テレビ塔の近くのホテルでサイト制作の打ち合わせをしたあと、夕方目的の店に行きました。そこには釣りクラブの会長と会計の重鎮お二人が既に来ていました。本年の不調だった鮎釣り話だけでなく、政治経済森羅万象に渡って談論風発。11時過ぎまで飲んで食べて(さすがに私は〆のラーメンは遠慮しました)、ホテルへの帰り道にテレビ塔の前を通ったのですが、緑色にライトアップされていた塔の天辺に赤い航空障害灯が瞬いていました。一緒に歩いていた会長が、なんとその赤色灯の交換に最近その塔に登ったという話でした。見上げるだけでふらっとなりそうですが、命綱一本を頼りに先端部のステップを登る気分はどんなでしょう?会長の本職は電気工事屋さんなのですが、いまでもあちらこちらの鉄塔に登り続けています。今年の夏の猛暑は鉄塔の上でもくらくらしたということです。会長は数年前に一度鉄塔から落ちて足首を複雑骨折して、鮎釣り師としての再起を危ぶまれたのですが、見事復活を果たした根性の人でもあります。事故後も懲りずに鉄塔に登っているところをみると、その仕事が天職なんでしょう。もうひとりの会計担当は耳鼻科のお医者さんなんですが、来春の花粉の飛散量の多寡によって、新しい鮎竿を買えるか否かが掛かっています。その先生に向かって、医者と教師と坊主はろくなもんじゃない、変態ばかりだとこき下ろしてしまいました。ま、ホントだから仕方ないのですけど・・・。翌日、何十年ぶりかで、ゴルフ練習場に行きました。友人が新しいゴルフクラブの試打会に行くというので、付いて行ったのですが、久しぶりにスイングしてみると、空振りこそしなかったものの、なかなかジャストミートしません。そのうち脇腹に鈍い痛みが・・・。どうも今後もゴルフとは無縁の人生を送ることになりそうです。

2010.11.19 Fri

ほぼ2週に1度の割で上京しているのですが、表参道のケヤキ並木も盛んに落葉していて、もうすっかり秋が深まった感じです。しかし、街並みにはまだクリスマスムードはさほどありません。今日は朝から池袋のサンシャイン60に行ってきました。一度東京の街の全貌を高いところから眺めてみたかったのです。高いといえば通天閣じゃなくて、東京タワーが思い浮かびますが、東京タワーは東京のランドマークの座をそろそろスカイツリーに奪われつつあるので却下。次に六本木ヒルズや東京ミッドタウンは、そのビルそのものを眺めてみたいので、これも却下。東京都庁も同様に新宿副都心の高層ビル群を遠目に眺めたいので却下。で、消去法的にサンシャイン60に決定したのですが、もう一つ、確か水族館があったはずだと思って行ってみると あに図らんや、水族館は改修中とかで、来年夏まで休館になっていました。そこで、60階の展望フロアに直行したのですが、ここが何とも昭和レトロな空間でした。1978年、東京裁判で有名な巣鴨拘置所の跡地に当時の最先端技術を駆使して建設されたであろう高層ビルの天辺に似顔絵描きのおじさんがいるのですから。展望フロアをぐるっと回って行くと、西側の窓から頂きに雪をかぶった富士山が見えました。東側の窓からは東京スカイツリーが、南側の窓からは新宿の高層ビル群が見えたのですが、東京タワーは先端部分が少し見えるだけでした。たぶん、今や東京タワーの展望台からは東京を一望しづらいのじゃないでしょうか?そうこうしているうちに、急に雉撃ちをしたくなって、個室に入りました。地上226.3mの高所から垂直に落下するであろう物体を想像すると、なんだか痛快な気分になりました。すっきりした気分で、もう一周して見ました。先程まで見えていた富士は雲に隠れて見えなくなっていました。帰りのエレベーターで耳がつーんとなりました。最高速度は分速600mだそうで、そんなに高速である必要があるのか疑わしいのですが、あっという間に地上に降り立ちました。サンシャイン60が昭和の名残を残しているのは、地下のアーケードに入っているショップを見ても歴然としていました。池袋という土地柄とも相俟って、何とも雑多なショップが入り乱れていました。これが六本木ヒルズや東京ミッドタウンではこうはならないでしょう。東京の街は、ビルの狭間に屋根瓦の家が密集していたり、にょきにょきと高層マンションが建っていたりと、何とも混沌とした印象でしたが、上空から見ると紅葉した木々がそこかしこにあってなかなかきれいでした。この東京で足がかりを築きたいのですが、前途にロング・アンド・ワインディングロードが続いているようにも思います。