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2010.11.19 Fri

ほぼ2週に1度の割で上京しているのですが、表参道のケヤキ並木も盛んに落葉していて、もうすっかり秋が深まった感じです。しかし、街並みにはまだクリスマスムードはさほどありません。今日は朝から池袋のサンシャイン60に行ってきました。一度東京の街の全貌を高いところから眺めてみたかったのです。高いといえば通天閣じゃなくて、東京タワーが思い浮かびますが、東京タワーは東京のランドマークの座をそろそろスカイツリーに奪われつつあるので却下。次に六本木ヒルズや東京ミッドタウンは、そのビルそのものを眺めてみたいので、これも却下。東京都庁も同様に新宿副都心の高層ビル群を遠目に眺めたいので却下。で、消去法的にサンシャイン60に決定したのですが、もう一つ、確か水族館があったはずだと思って行ってみると あに図らんや、水族館は改修中とかで、来年夏まで休館になっていました。そこで、60階の展望フロアに直行したのですが、ここが何とも昭和レトロな空間でした。1978年、東京裁判で有名な巣鴨拘置所の跡地に当時の最先端技術を駆使して建設されたであろう高層ビルの天辺に似顔絵描きのおじさんがいるのですから。展望フロアをぐるっと回って行くと、西側の窓から頂きに雪をかぶった富士山が見えました。東側の窓からは東京スカイツリーが、南側の窓からは新宿の高層ビル群が見えたのですが、東京タワーは先端部分が少し見えるだけでした。たぶん、今や東京タワーの展望台からは東京を一望しづらいのじゃないでしょうか?そうこうしているうちに、急に雉撃ちをしたくなって、個室に入りました。地上226.3mの高所から垂直に落下するであろう物体を想像すると、なんだか痛快な気分になりました。すっきりした気分で、もう一周して見ました。先程まで見えていた富士は雲に隠れて見えなくなっていました。帰りのエレベーターで耳がつーんとなりました。最高速度は分速600mだそうで、そんなに高速である必要があるのか疑わしいのですが、あっという間に地上に降り立ちました。サンシャイン60が昭和の名残を残しているのは、地下のアーケードに入っているショップを見ても歴然としていました。池袋という土地柄とも相俟って、何とも雑多なショップが入り乱れていました。これが六本木ヒルズや東京ミッドタウンではこうはならないでしょう。東京の街は、ビルの狭間に屋根瓦の家が密集していたり、にょきにょきと高層マンションが建っていたりと、何とも混沌とした印象でしたが、上空から見ると紅葉した木々がそこかしこにあってなかなかきれいでした。この東京で足がかりを築きたいのですが、前途にロング・アンド・ワインディングロードが続いているようにも思います。