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2010.05.13 Thu

「13日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発した。大引けは前日に比べ226円52銭(2.18%)高の1万0620円55銭と、6日以来、1週間ぶりに1万0600円台を回復(日経新聞Web刊)」しました。やれやれといったところです。為替相場の方も円安になっていて、輸出関連企業もホッと一息といったところでしょう。

「米アップルがiPhoneの『フラッシュ対応』を拒み続けている。米アドビシステムズのナラヤンCEO(最高経営責任者)は、アップルとの『対話は終わらせる』と発言、決別の姿勢を示した(日経ビジネス online)」ようです。「もうヤンペ」とケツをまくった感じです。アップルもかなり高ピーな会社ですが、アドビも負けてはいません。いずれにしても、自社の製品に絶大な自信がありすぎるほどあるのでこういう対応に出られるのでしょう。アップルのiPadが電子ブックリーダーのデファクト・スタンダードになるのか?マイクロソフトやグーグルからも同様のタブレット型情報端末が出てくるのか?その場合、アップルのように自社で最終製品まで作って売るのか?出版社がどういう対応をとるのか?アプリ開発会社の対応はどうなのか?FLASHに端を発したこの問題は、まさに、どう転ぶか予断を許しません。アップルは、iPadで読めるマンガに関して、結構厳しい倫理規定を持ち出しています。「性的な描写や暴力シーンが少しでも含まれていると『判断』が下されると、iPad用に電子ブック化されない恐れがある(J CASTニュース)」ようなのです。記事の中には、「講談社のコミックをiPhone(アイフォーン)用のアプリケーションにして、アップルのコンテンツ配信サービス『iTunes store』に申請したところ、約30%が却下された」とも書かれており、スティーブ・ジョブスの戦略は、iPadを教育ツールとして、世界中の学校に普及させることが究極の目標のような気がするのですが、そのために子供に悪影響のありそうな有害図書をコンテンツから排除したかったのでしょう。結果的に、iPadでは、ある種のマンガが読めないことになりそうです。私的にはどうでもいいことなんですが、マニアにはショックでしょう。アップルがコンテンツをダウンロードできるのは「iTunes store」だけからとしている以上、致し方ないことです、しかし、今後、続々と登場するであろうタブレット型情報端末が、電子ブックのダウンロードに制約を設けないことにすれば、大半のユーザーは縛りの緩い方に流れるのではないでしょうか?何だかんだと言っても、電子ブックがメインコンテンツのタブレット型情報端末ですから、出版社や新聞社がどちらの陣営に与するかが、最終的な勝者を決めるでしょう。まして、学校の教科書が電子書籍化されるとなると、その端末をアップルが独占するというわけにはきっといきません。アップルはマーケット・シェアの一部を獲るだけで、大半は日本や台湾、韓国などの企業が作る端末に取って代わられるような予感がします。たぶん、OSはグーグルが無償OSを公開するでしょう。マイクロソフトの出る幕があるのかはやや?ですが・・・。