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2010.01.02 Sat

今日はあいにくの雨空ですが、昨日の成人の日はよいお天気でした。お昼前に外出したのですが、近所の市民会館で成人式が催されるらしく。晴れ着姿の女性がたくさん駅前を歩いていました。弊社でも。今年の春に20才の新人が入社の予定です。自分自身の子供よりもずっと若いスタッフですから、コミュニケーションの取り方にも工夫が要るのかもしれません。それにしても、道行く平成生まれの新成人たちは子供っぽい顔がほとんどでした。彼ら彼女らは、20世紀最後の10年と21世紀最初の10年を生きてきたのですが、この20年間に、日本も世界も大きく変貌しました。まず、湾岸戦争勃発から始まり、バブル景気終焉、ソビエト連邦崩壊、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争、欧州連合 (EU) 発足、ビル・クリントン第42代米大統領就任、パレスチナ自治政府設立、関西国際空港開港、松本サリン事件、阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件、Windows95発売で一気にパソコン普及、不登校・引きこもり問題、シャッター通り、就職氷河期、茶髪・ピアス、PHS・携帯電話、インターネット爆発的普及、Yahoo!、世紀末ブーム、(ここから21世紀)ジョージ・ブッシュ第43代米大統領就任、小泉内閣発足、アメリカ同時多発テロ事件、 iPod、ゆとり教育、イラク戦争、フセイン政権崩壊、SARS大流行、 新潟県中越地震、年金未納問題、振り込め詐欺、出会い系サイト、児童買春、児童ポルノ、人口減少・少子高齢化社会、地球温暖化、DVD・デジカメ・液晶テレビの「デジタル三種の神器」普及、ワンセグ、google、ブログ、チベット暴動、株価大暴落、世界同時不況、黒人初バラク・オバマ第44代米大統領就任、エコカーブーム、裁判員制度、政権交代、新型インフルエンザでパンでミック、iPhoneなどなど、数え上げたらきりがありませんが、なんと言っても、20世紀の掉尾を飾る大発明はインターネットでした。政治も経済も社会も、あらゆるものがインターネットで大きく変わりました。 インターネットで瞬時に地球の裏側の出来事を見たり、聞いたりも出来るようになりました。それ以上に、情報発信が個人でも比較的容易になったことで、既存のマスメディアが発信するニュースにも結構バイアスが掛かっていることが判明しました。ニュースバリューという美名(?)の本に、ニュースの取捨選択をしているマスコミ各社にもそれぞれの思惑があり、決して厳正中立の報道など存在しないことが明らかになりました。いい意味でも、悪い意味でも、まさに激動の20年。さてこれからの10年はどうなるのでしょう?新成人にとっては、青春真っ盛りの20代。個人的に経験する楽しいこと、悲しいこと、うれしいこと、つらいことも多いでしょうが、地球規模で人類が経験しなければならない試練も多くなるように思います。しかし、未来に希望を失うことなく、力強く21世紀を生き抜いてもらいたいものです。

2010.01.02 Sat

実に2年半ぶりに映画(DVD)を観ました。昨年のアカデミー外国語映画賞を受賞した「おくりびと」です。元旦に観る映画としてふさわしかったかどうかは、やや疑問が残らなくもないのですが、いい映画でした。納棺師という仕事があることをこの映画で知りました。戦争で亡くなった兵士の遺体なんかをキレイにするエンバーミングという仕事がアメリカで始まって、日本にもあるというのは以前から知ってましたが、納棺師の場合は、湯灌して、白装束に着替えさせ、死化粧を施し、棺に納めるまでが仕事のようです。しかも、遺族が見守る前で一連の作業というか所作をするので、これはなかなか緊張する仕事だろうと思います。

近頃は、都会では自宅から葬式を出すことがほとんどなくなったので、こういう場面に立ち会うことがなくなりつつあるように思います。それにしても、生まれてきた限り、いずれは死ぬのだから、死出の旅支度については誰かにやっていただくしかないので、様式美すら感じる所作でやっていただけるのなら、ぜひこの人にやっていただきたいものだと、この映画を観ていて思いました。ただ、あの白装束は願い下げです。いくら民族衣装のようなものだといっても、あの格好で冥土の旅に出発するのはカッコ悪い。時代劇のエキストラじゃないのだから。そろそろ21世紀仕様の白装束を開発してくれたらと思っているのは私だけでしょうか。白のタキシードでは演歌歌手のようだし、白のジャージだと紅白歌合戦の白組応援団のようだし・・・。最近は霊柩車も宮型が絶滅危惧種になりつつあり、ストレッチリムジンタイプの黒塗りワゴンが増えてきていますが、あの黒塗りもいいけれど、花電車みたいな派手な演出の霊柩車もあったらいいのじゃないかなと思います。

ところで、東京の楽団でチェロ奏者をやっていた男が、プロの音楽家の道を断念して山形に帰ってきたのだから、いくら子供時代に弾いていたチェロが家にあったといっても、もう一度チェロを弾いたりするものでしょうか?プロとしてやっていた音楽を断念したとなると、2度と楽器に手を触れなくなるのが普通じゃないのですか?ま、クラシックの音楽家は、そんなに儲かるものではないでしょうし、音楽が心底好きでないと出来ない仕事でしょうから、プロとしては続けられなくなったとしても、演奏することまで辞めてしまうことにはならないのかもしれませんが・・・。

本木雅弘もよかったですが、山崎努はいかにも葬祭関係の人らしさが漂っていました。それと、以前から贔屓にしている余貴美子もよかったですね。嫁さん役の広末涼子の役柄はWEB デザイナーという設定でしたが、余りデザイナーらしくはなかったと思います。デザイナーのニオイがしなかったのです。あらゆる職業にはその職業にふさわしい雰囲気があるものです。そう言えば、大学生の時に葬儀社のバイトをずっとやっていた友人がいましたが、バイト料はかなりよかったようです。誰もが積極的にはやりたがらない仕事は多少は割がよくないと、誰もやってくれないからでしょう。さらに、天職だと思いこまないと長続きしないようにも思います。積極的にはやりたがらない仕事かどうかは判りませんが、WEBデザイナーも天職と思って日々の仕事をしているのですが・・・。