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Month: 2009 May

2009.05.29 Fri

海外に住む日本人向けにTVの地上波の番組を無断でインターネット向けにエンコーディングし、世界中の会員からお金を取って見せていたネット関連会社の経営者が逮捕されました。著作権侵害は紛れもない事実ですが、TVの今後を考えたとき、インターネット版有料チャネルというのは大アリでしょう。私自身は、地上波もNHKを始め、民放も含めてペイTVになればいいのにと思っている方ですが、地上波ではなかなか難しくても、インターネット用に同時配信するのなら可能でしょう。連ドラの1~2回目だけとかを無料放送にすれば、後りの回を観たい人はお金を払って観てくれるでしょう。インターネットの便利なところは、課金が比較的簡単なことです。いっそのこと、インターネット版は、番組単位で課金するというのもアリでしょう。放送文化だか何だか知らないですが、視聴率が限りなく0に近いような、あってもなくてもいい番組は淘汰されていくでしょうが、コアなマニア向けの番組は結構生き残っていくように思います。

GMがアメリカ連邦破産法11条を申請するのが確実になってきました。11条というのは日本の民事再生法のようなものらしいです。それにしても、今後大胆なリストラや工場閉鎖をしたところで、焼け石に水でしょう。結論から言うと、爆発的に売れる車を作って、世界規模で売れまくらない限り、本当の再建は難しいと思います。広い国土に合わせて道路幅をゆったりとったことがかえって徒となって、馬鹿でかい車ばかり作り続けてきたツケが回ってきたと言うべきでしょう。高級車の分野でも、コンパクトカーの分野でも、ヨーロッパや日本のメーカーに負け続け、結局アメリカ中部や南部でしか売れない化石のような車を作り続けたGMですが、燃費効率のよい新世代エコカーを開発できれば、充分立ち直れると思います。この際、スティーブ・ジョブスにCEOになってもらって、iPodのようなあっと驚くニューモデルを作ってくれないでしょうかね・・・。

2009.05.28 Thu

「国際人権擁護団体アムネスティ・インターナショナル(本部ロンドン)は28日、世界の人権状況をまとめた年次報告書(2009年度版)を公表。この中で北朝鮮について、『1990年代後半以降で最悪』という危機的なレベルの食料難に直面する一方、当局は人々の生存に最低限必要な食料を確保する対策さえ怠っていると批判(jiji com)」したそうです。あの国は核兵器を開発したり、ミサイルをぶっ放したりする瀬戸際外交をこの先も続けるつもりなんでしょうか?自国民に最低限の食糧すら与えられなくて、どこが社会主義なんでしょう。いくら駄々っ子みたいな振る舞いをしても、アメリカだって、いい加減嫌気がさしているでしょうから、直接交渉のテーブルに着いてくれるとは思えません。現在のアメリカに、潤沢な経済支援力があるとも思えません。世界が100年に一度の大不況に沈んでいる中で、経済的救済を望むなら、先ず礼を尽くしてお願いするのが筋でしょう。金総書記もそろそろ自身の人生の幕を下ろす時期が近づいているようなら、ここらで思い切って、現在の外交政策を大転換したらどうでしょう。北朝鮮国民も、それほど頑迷固陋、無知蒙昧な人ばかりではないでしょうから、結構スピーディに民主化できるかも知れません。少なくとも、国内にイラクのような宗教的軋轢はないでしょうし、ボスニア・ヘルツェゴビナやルワンダのような民族的対立もないでしょうから。

ホンダのハイブリッド車、インサイトの「4月度の販売台数は実に1万481台に上り、軽自動車を除く登録車販売において堂々の第1位となった。(中略)そして今まで4カ月連続でトップを張ってきた同じくホンダのフィットも9443台と相変わらずの絶好調。かくしてホンダは同社史上初の登録車販売台数ワン・ツーフィニッシュを成し遂げた(日経ビジネスオンライン)」そうです。ホンダに限らず、ハイブリッド車とかコンパクトカーとかの燃費のよい車しか、今後世界中で売れなくなるのは明らかです。GMのキャデラックのような車は存在そのものが許されなくなるでしょう。映画のタイトルになっている「グラン・トリノ」もクジラのようなアメ車ですが、若い頃に金持ちの友人が乗り回していたアメ車は、「フォードマーキュリー・クーガーXR-7」という車でした。この車は、排気量6リッターで、馬鹿でかいのに2ドアでした。こんな車が街中を走っていた頃のアメリカ人は、将来自国の自動車産業が破綻するなんて夢にも思っていなかったでしょう。しかし、世界中の自動車メーカーは、よっぽど意識改革をしないと、自動車産業は生き残れないのではないでしょうか?個人がてんでバラバラに移動する手段としての車の未来は決して明るくはありません。たとえハイブリッド車で燃費を抑えたとしても、ガソリンを燃やせばCO2が排出されるのですから、車が走れば走るだけCO2が減少するような画期的な仕組みでも捻り出さない限り、地球温暖化の元兇と呼ばれ続けることを避けられそうにありません。マスプロダクト商品としての車は、見栄だとか、押し出しだとか、財力の誇示だとかの、これまでの車が纏っていたマイナスイメージをそぎ落として、実用品としての簡潔さを備えなければならないでしょう。地球の環境適応能力がどの程度あるのかは知りませんが、いったん限界点を越えると、加速度的に環境は悪化していくでしょう。5年前までリッター4キロなんていうとんでもなく燃費効率極悪の車に乗っていた私が言うのも何なんですが、その時になって、遅きに失したと言わないために、今個人レベルでできることは、自動車を持たない、乗らないことぐらいでしょう。確かに、自動車産業は国の基幹産業であり、関連分野を含めて、従事している労働者数も半端ではありません。乗らない、持たないが一般化してしまうと、経済的には相当なダメージです。戦後日本は自動車と家電を柱に高度経済成長を実現してきたのですが、ここらで次の100年の念頭に置いた産業の構造改革に取りかからなければならない時期に来ています。次の一手は何なんでしょう。光合成を人工的に行う装置とかは出来ないのでしょうか?

2009.05.27 Wed

昔は大学の経営学部に行くのは中小企業の社長の息子と相場が決まっていた(と思う)のですが、近頃はハーバードなどのビジネススクールで取得したMBAの資格が幅を利かし、実体経済とは無縁の世界で、株や為替や債権を転がし、巨万の私利を貪ったことが、今回の世界同時不況の元兇だと、ビジネススクールとその卒業生が糾弾されています。確かに、経営学を学ぶことは、経営者としての科学的思考を養い、近代的な経営手法を身につける上で役に立つでしょうが、あくまで企業を経営するための学識であって、その知識を使って、誰かのお金を奪って自分だけが儲けるのでは、まともな職業とは言えません。一般の経営者は多くの従業員とその家族の生活を背負っており、志を持って世の中の役に立つ商品やサービスを提供することで収入を得ています。もちろん、創業者利得で巨万の富を得た人もいるでしょうし、一族郎党がその恩恵に浴していることもあるでしょう、でも、これは持って生まれた幸運と言うしかありません。現代の日本に生まれたことの幸運と同じようなものでしょう。いずれにしても、金融ビジネスが曲がり角に来ていることは事実です。本来の姿に戻ることが出来るのか、あるいは、別の進化があるのか、知恵ある人は人類共通の課題に真剣に取り組んでもらいたいと思います。京大の山中先生の爪の垢でも煎じて飲めよと言いたいくらいです。広告業界も、儲かっている企業の先棒担ぎをするばかりの、決して志の高い業界とは言えないのですが、世界経済を破綻させるほどの悪事を働いているわけではないでしょう。

今朝の朝日新聞に、浅田真央ちゃんがテレビタレントイメージ調査(09年2月にビデオリサーチが東京駅を中心とした半径30キロ圏内に済む10才~69才の男女各500人を対象にアンケートを実施)の女性タレントの人気度で、実に51.0%を獲得して、堂々の1位に輝いたという記事が出ていました。ちなみに女性の2位はベッキーで、3位は吉永小百合です。浅田真央(ちゃんというべきか、さんというべきか)は、試合の後で、あのどこか仏像に似た柔和な表情で、にっこり笑う笑顔を見ると、いましがた常人の想像を絶する超絶的な技を披露したトップアスリートとはとても思えないあどけなさなのですが、その落差というか、親しみやすさが人気の秘密なんでしょう。長野オリンピックの頃の伊藤みどりさんの場合は、まなじりを決して世界に挑むという必死さが、その表情からひしひしと伝わってきたのですが、彼女は、たおやかな肢体同様、しなやかに緊張感をいなしてしまう感じがします。それも日々の練習の賜なんでしょうが、生まれ持った素質も大きいと思います。アスリートという存在は、その競技種目が限りなく好きで、しかも、常に自分を高みに引き上げようとする意志というかストイックな志を持っていないとなれないのでしょうが、悲壮感の漂うような必死のパッチさではなく、軽々と宙を舞うような軽味を見る人に与えられるのが、真の天才アスリートなんでしょう。当然、彼女はTVCMにも引っ張りだこですが、練習のための費用やプロのコーチを雇う費用など、半端じゃない費用がかかるそうですから、未曾有の不景気とはいうもののスポンサーはギャラを奮発して欲しいものです。ガンバレ!真生ちゃん!キム・ヨナもちょっといい感じ。

2009.05.26 Tue

「電子マネーや商品券といった料金前払い式カード(プリペイドカード)の発行業者の破綻(はたん)に備えた消費者保護制度があることを、利用者の8割が知らないことが、事業者団体の調査でわかった(asahi com)」のだそうです。私も浅学にして知りませんでした。そもそもプリペイドカードを使っていないから知らなくて当然と思っていたのですが、考えてみれば、商品券もプリペイドカードでした。最近では、電子マネーがどんどん普及してきて、IDやら、Edyやら、スイカやら、イコカやら、ピタパやらが入り乱れています。おさいふケイタイというのも使い始めると結構便利なものです。小銭でポケットがふくらまないだけでなく、少額の商品の購入履歴も残るので、いかに日々無駄に小銭を遣っているか反省させられます。最近では書店やコンビニ以外でもおさいふケイタイが利用できる店が増えてきました。高額商品はクレジットカード、少額商品はおさいふケイタイで決済するようになると、ますます実際の可処分所得範囲が分からなくなってくるのが玉に瑕です。

昨日は、たまたまチケットをもらったので、甲子園にリベンジに行きました。デザイン会社では、午後の6時とか7時は、これから第2ラウンドが始まる時間ですから、急にチケットが余ったから「行かない?」と言われても、ほいほい野球見物に出かけられるスタッフはほとんどいません。で、暇人の私の出番となったのですが、甲子園行きの阪神電車の車内は帰宅途中のサラリーマンが大半で、野球見物の人はそんなに乗っていないようでした。ま、もう試合が始まっているのですから、こんなもんでしょう。7時過ぎに球場に着いたのですが、ざっと8割くらいの入りでした。名物甲子園カレーと焼き鳥を買い込んで席に着きました。可笑しかったのは、子牛肉入りカレーを注文したのですが、レシートにカレーグレードアップと印字されていたこと。普通の甲子園カレーは肉なしカレーなんでしょうか?昨日の席は一昨日の席の10段ほど前の1塁アルプスでした。試合は6回の表に2点先行されたのですが、その裏、アニキの犠牲フライ、新井のスリーランで逆転。その後1点を返されたものの、球児が最終回の攻撃をなんとか0点に抑えて勝ちました。9回表のロッテの攻撃は、2アウト満塁、4番井口まで粘られ、あと一球コールを何度も叫んで、ハラハラドキド、なにやってんねんの勝利。2アウト2ストライク3ボールの土壇場でライトフライに討ち取ったときは、球場全体が勝利の喜びというより、安堵のため息に包まれました。昨日の試合では、ラッキーセブン恒例のジェット風船の打ち上げもなく、勝利の瞬間も拍手と万歳だけでした(写真参照)。やっと甲子園観戦連敗記録にピリオドを打つことが出来ました。この前甲子園で「六甲おろし」を歌ったのはいつのことだったやら・・・。

2009.05.25 Mon

最近のTVは、スポットCMの激減で番宣ばかりが目立ちますが、視聴率についても異変が起きているそうです。これまではオンエア時の視聴者数をカウントするのが視聴率算出の基本だったのですが、この方法ではじき出される視聴率では、高齢者向けの番組が高いポイントを取りやすく、若い人向きの番組では低くなる傾向があるそうです。なぜなら、高齢者家庭ではデジタル録画が出来るHDDレコーダーがあまり普及していないので、オンエア時に視聴している所帯が多く、逆に若年層では、めぼしいTV 番組を一旦HDDレコーダーに録画しておいて、時間のあるときに視聴する人が増えているそうです。確かに、夜の8時や9時に自宅にいる若者って、一般的には旺盛な消費意欲があると思えません。そこで最近では「録画率」という指数がでてきました。当然のことながら、録画率では若者向けの番組が上位にランキングされています。視聴率至上主義のTV業界にとって、いかにして広告商品の想定購買層にコマーシャルメッセージをダイレクトに届けられるかが重要な課題なんですが、問題はHDDレコーダーのCMカット機能でコマーシャル部分がすべてはしょられてしまうと、スポンサーのTV離れに一層の拍車がかかることにならないかということです。やはり、ライブ中継が基本のスポーツ番組以外は生き残れないのでしょうか。

マスコミ関連の話題をもう一つ、朝日新聞が「この夏のボーナスを40%カットしたいと組合に申し入れた(J CASTニュース)」というニュースがでていました。新聞社は、一次報道の業務を通信社に任せれば、今ほど大勢の記者は要らないんじゃないかと言われています。どこの新聞社も同じような報道記事を書いているのですから、事件現場だとか、首相の歩くまわりだとかに、あんなに大勢の記者が張りつく必要はないでしょう。同じような内容の記事、同じような内容の写真をそれぞれの新聞社が書いたり撮ったりするのなんて、どう考えても非効率です。新聞記者もジャーナリストなんですから、事件の背景とか、政治、経済、社会の来し方行く末を地道に取材をすることに注力すべきでしょう。TV局のカメラマンや記者も、近所の人や通行人に話を聞くワンパターンの取材手法をそろそろ止めにしたらどうでしょう。

昨日は、1ヶ月ぶりに甲子園詣でに行ったのですが、生憎突然の降雨でノーゲームになってしまいました。4回表のロッテの攻撃が始まる前に黒雲が球場を覆い始め、照明灯がつけられ、その裏の阪神の攻撃の時に、ぽつぽつときました。昨日の私の席は1塁アルプススタンドの61段という、まさに天井桟敷でした。出入り口から30段以上も階段を登ったところなので、すぐには待避しなかったのですが、どう見てもざっと降るだろうと判断して一旦通路に撤退しました。しばらくすると、篠突く雨が降り始め、雷まで落ちて、内野席以外は応援団席を除いて人影もまばらになりました。どちらかというとロッテに押され気味の試合展開でしたから、球団も早めにノーゲームを決断したのでしょう。それにしてもこんな日に限って、内野席のチケットでなかったのが皮肉です。新装なった内野席は立派な銀傘がすっぽりと覆っています。前の方の席は雨が吹き込んでくるようですが、後ろ半分は突然の雨に右往左往する外野やアルプス席の様子を高みの見物できるのですから。昨日は新型豚インフルエンザの影響で、ジェット風船とばしが禁止になっていたのですが、結局風船飛ばしどころじゃなくなってしまいました。帰りに、球場前の食堂で、おでんでビールを飲みました。この店は、吉本新喜劇のようなレトロで安っぽい内装で、いかにも昭和な趣でした。せっかく球場がリニューアルしたのですから、周辺の店も少しは今っぽくイメチェンしてはどうかと思いますが、おしゃれなカフェ風では客層に合わない気もします。