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2009.11.25 Wed

マスコミの報道姿勢に対する不信感がぬぐえません。たとえばこんな記事「日本経済は7~9月期の実質GDP(国内総生産)が前期比年率で4.8%増と急回復した。一方で消費者心理は低迷する。輸出に頼る回復には、政策による下支えが欠かせない。政府の対策は作成が遅れ気味。政策不在を放置すれば、「民主不況」が現実味を帯びる。(日経ビジネスON LINE)」この記事は日経ビジネスの記者の署名記事なんですが、「民主不況」と名付けることからして、不信感を感じます。現在の経済危機が新政権の政策だけが原因であるはずもないのに、あたかもすべて民主党のせいだと決めつけているように聞こえます。前政権の対応はどうだったのか、他国の対応はどうなのかといった分析は完全に抜け落ちています。日曜の夕方に「笑点」を見ている人が増えたから、やっぱり不景気なんだなんて分析はいりません。政権の揚げ足をとることがマスコミの役目なのでしょうか?もっと建設的な報道は出来ないのでしょうか?少なくとも経済の専門誌なんですから、景気回復の兆しが感じられるような事例を探してきて、こうすればじわじわ景気がよくなるといった報道をすべきでしょう。民主党では景気はもっと悪くなると煽って何のメリットがあるのでしょう。

昨夜のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で、紹介されていたインテリアデザイナーの片山正通さんの仕事は、まさに産みの苦しみの結晶のようでした。インテリアデザイナーは、建築家と違って、ビジネスの最前線のショップをデザインする仕事ですから、グラフィックデザイナーやWebデザイナーの仕事に相通じる部分があります。通販カタログなどは紙の店作りといえるでしょうし、Webデザインの世界でも、ショッピングサイトの構築などは、まさに売り場作りです。片山さんのショップ作りの基本は、「客の目線になりきる」「依頼者の思いを形にする」「選ばれた者の責任」の3つだそうです。(「人気ショップはこうして生まれる」 http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/091124/index.html ) いずれも私たちの仕事にも欠かせないものです。最後に、プロフェッショナルとは何かとの問いに、片山さんは「いかに楽しめてるかっていうことがプロの条件だと思うんですね。やっている人が一番楽しんでいて、それが人に伝わっていくので、いかに自分のやっていることに対して楽しめている人、じゃないかなと思います!」と答えられています。仕事を楽しめる境地に達するためには、産みの苦しみの坂をどれほど上らなければならないかと思うといささか茫然となりますが、そこで止まってしまうと坂を転がり落ちてしまいます。しかも、やっと登り切ったと思うと次の急坂が現れて来ます。何とも「因果なお楽しみ」ですが、初心に戻ってもう一頑張りしようという勇気をもらいました。番組で紹介されていたナイキの表参道ショップは一度見学したいと思います。再放送は11月30日 (月) の深夜というか、翌火曜の午前1時25分~2時15分だそうです。