LOADING

2009.11.12 Thu

NYダウが年初来の高値を更新したようですが、日本の株価は上がっていないどころか下がっています。じわじわと円高になっていることも関係しているのでしょうが、アメリカの株価上昇が、日本の景気回復に本当につながるのか、訝っている投資家が多いからじゃないでしょうか。昨日から新政権の晴れ舞台とも言えそうな行政刷新会議の「事業仕分け」が始まりましたが、会議に引っ張り出された事業関係者たちは、自分たちがやってきた事業がそれほど必要不可欠なものではないことを思い知らされたことでしょう。昨日廃止が宣告されたのは氷山のほんの一角です。世の中に不要不急の官製、半官製の施設や組織は五万とあります。確かに、ヨーロッパやアメリカにも、「へぇ~こんなのがあるんだ。日本には何でないんだろ?」と、感心させられる施設や組織があったりします。そういった施設や組織は、民間でない場合は大抵ボランティアに運営が任されていたりするようです。ボランティア精神というのはいかにもキリスト教的で「汝の隣人を愛せよ」が根本にあります。日本の仏教の場合、伝統的な宗派も新興宗教も、立派な建物を建てたり、現世利益を願うばかりで、世界平和への貢献も、隣人愛もあまり感じられません。と言うか、日本人にはボランティア精神がまだしっかり根付いていないので、半公共的な施設や組織の運営をお上任せにしているケースが多いようです。こういった官製施設や組織の場合、利用基準が厳しかったり、手続きがややこしかったりして、結果的に、関係者の間でしか認知されていなかったり、同じ人ばかりが利用していたりして、あまり有効活用されているとは言えないものが多くなる傾向があるようです。税収の減少が確実な現実を踏まえたら、廃止される施設や組織がかなりの数に上るのは致し方ないでしょう。「あったらいいな」で出来たとしても、利用されていないのでした、「なくてもいいな」なんでしょう。きっと。