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2009.09.08 Tue

「高速道路無料化による経済効果を国土交通省が2年前に試算していたことが2009年9月7日分かった。それによると、一般道の渋滞解消などで、経済効果を2.7兆円と見込んでいた。これまで政府では『試算は存在しない』と主張しており、民主党に有利だとして公表しなかったとみられている(JCASTニュース)」そうです。なんだかあきれて物が言えません。高速道路というのは、遠方の目的地に行く時だけ利用するものではなく、日常的に10~20キロ先に行くときにも利用します。無料化されると、一般道を走るより速く安全に走れる高速道路を利用する人が増え、一般道が空いて走りやすくなることは十分考えられます。高速道路が渋滞するのは先日も書いたように、帰省客が集中するお盆や年末年始とゴールデンウイークが中心でしょう。しかし、そのときは、一般の物流関係業者も休みだったりするので、帰省客や観光客に多少辛抱してもらうだけのことで、社会的影響は現在とさほど変わらないように思います。確かにJRやフェリーは影響を受けるでしょうが、さっさと無料化してもらいたいものです。ところで、パーキングエリアの売店やレストランの経営には旧道路公団のファミリー企業はもう関わっていないのでしょうか?一般の企業は高速道路沿いに店を出すわけにはいかないので、パーキングエリアに出店している企業はかなりの既得権益を手にしていることになります。パーキングエリアの数をもっと増やし、パーキングエリアから自由に一般道に出入りできるように外部と行き来しやすい構造にしていく必要があるかもしれません。そういえば、アメリカのフリーウエーはかなり短い間隔で出入り口があったように思います。パーキングエリアから出入りできる出入り口が増えれば、高速道路が渋滞したときの脱出も少しは容易になるでしょう。ただし、トラックやバスは除くという制限は必要かも。高速道路も出たり入ったりが自由にできるのなら、食事は道路外のお店に行く人も増えると思います。いずれにしろ、現在の料金徴収を前提にしたインターチェンジの構造やパーキングエリアも、無料化になれば見直されることでしょう。