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2009.08.10 Mon

還暦というのは、干支が一巡し、起算点となった年の干支にふたたび戻ることで、再び生まれた時に帰る(Wikipedia)という意味もあるようです。ところで、「身体のあらゆる組織や細胞になりうる人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作製効率を数十倍高めることに、京都大学の山中伸弥教授らのグループが成功した。特定の遺伝子の働きを止める方法で、課題だった作製効率の低さを改善した。この遺伝子の制御法を改善すれば、安全で効率のよい作製法の確立につながり、再生医療や難病治療など実用化を加速すると期待される(asahi.com)」のですが、せっかく生まれ変われるのであれば、部品も新しくしてもらいたいものです。先日運転免許の更新に行ったのですが、5年前の写真と今回撮影した写真を見比べて、愕然としました。明らかに5年前の写真に写っているのはおじさんですが、今回の写真に写っている男は紛れもなく爺さんです。若い頃はジョン・レノンの真似をして長髪を真ん中分けしていたのですが、真ん中分けが出来なくなってもう何年経ったことでしょう。全力疾走したのは何年前のことだったのか記憶にすらありません。海で泳いだのも、山に登ったのも、15年くらい前が最後です。一昨年の11月から始めた自転車乗りも、一向に脚力がつく気配がなく、平均時速が20キロを越えることは滅多にありません。酒量も減ってきました。椎間板ヘルニアのため、長時間のドライブが苦痛になったので、フライフィッシングや鮎釣りに行く機会もぐんと少なくなってしまいました。こんな風に様々なことを諦めることが増えていくことが、すなわち歳をとるということでしょうか?還暦を期に、生まれ変わった気持ちで、一期一会を大切にして日々を生きていくことに、何の不足もないのですが、願わくば、アルツハイマーだけは御免被りたいと思う今日この頃です。医者の友人が以前言っていたことで、「何かを思い出そうとしたときにその場で思い出せなくなるともう現役の医者としては失格だ」そうです。私も思いだそうとして思いだせないときは、ま、そのうち思い出すだろうと高を括らず、なんとしても思い出せるまで頑張ってみようと思っています。思い出したくないことも結構多いのですが・・・。