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2009.04.09 Thu

宣伝会議が発行している「アドメニュー’09→’10」を読むと、興味深いアンケート結果が載っていました。この本自体は、広告制作に関わる制作料の現状をまとめたものなのですが、「制作料金表を作っているか」との質問に、「ある」と答えたのが15.4%、「あるが実際にはまったく使用していない」が26.9%、「ない」が40.4%でした。しかも、「料金表に対して実際の受注額はどうか」との質問には、「ほぼ料金表どおり」が11.1%しかなく、約10%安いが15.7%、20%安いが17.6%、30%安いが33.4%、40%I以上安いが22%となっています。3~4割以上安いが半分以上もあるってことは、料金表なんてあってもなくても一緒ということです。つまり、クライアントの言いなりになるしかないということを表しています。きっと、「ほぼ料金表どおり」という会社も、もともとの料金設定自体が安いのでしょう。もう一つ、WEBサイトの制作料金では、1人日という奇妙な単価が出てきます。ひとりの制作者が1日にできる作業量に基づく日当ということでしょうが、デザインや企画、コピーの場合は、1日にいくらという日当計算はそぐわないと思います。グラフィックの世界では、こんな単価はないのですが、何故かWEBではまかり通っています。こういう料金設定のやり方自体を改めていかないと、WEBデザインの価値観が上がらないと思います。