LOADING

2009.04.03 Fri

今日、一時的に円相場が1ドル=100円を越えました。輸出企業にとっては喜ぶべき円安基調であるといっても、輸出が急に盛り返すわけではないのが、今回の世界同時不況の悩ましいところです。商品を買ってくれる相手先の国も不況で、買いたくても買えないのですから、仕方がありません。ところで、CGの制作費が、最近では1人月50万円程度にまで下落しているそうです。友人からの請け売りですが、パソコンの性能がよくなり、ソフトも改良されて、制作スピードが上がったことが、制作費の最大の下落要因だったようです。しかし、仕事が潤沢にあった時には、制作単価の下落を仕事量の確保で補うことができたのでしょうが、仕事の発注量が激減してしまうと、CG業界も存続が危ぶまれます。最後の砦である遊技機業界が活況を呈している間は、何とか仕事量を確保できても、その先の展望が開けません。友人は廃業も視野に入れて、これから先の生活設計を考えていると語っていました。CGアーティストは、広告や販促主体のグラフィックデザイナーとは活躍の場が違います。ゲームや映画をはじめ、遊技機、展示物、WEBなど、様々な媒体でCGが使われています。しかし、それらの制作物も景気の影響をもろに受け、制作費がカットされたり、制作が中止になったりして、仕事そのものが少なくなっています。フリーランスのCGアーティストは仕事にありつけなくなり、プロダクションに所属していたとしても出来高払いになったりしているようです。我々の業界は、世間が好況であることが事業存続の最低条件です。不況になると最初に予算をカットされてしまうからです。少ない予算であっても広告やポスター、カタログなどを作ってもらえるのなら、仕事にありつけるのですが、制作すること自体を取りやめられてしまうと、万事休すです。クライアントの皆様、何とか日本のデザイン業界を救うと思し召して、発注していただきますよう伏してお願い申し上げます。