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2009.03.09 Mon

今日の東証の終値は7,086.03円となって、1982年10月6日(6,974.35円)以来、26年5カ月ぶりの安値水準だそうです。7000円割れも目前に迫っている感じです。1982年10月頃に何があったのでしょう?いつものようにWikipediaで調べると、10月4日に「笑っていいとも!」が放送開始。10月12日には、鈴木善幸首相が退陣を表明しています。さらに、11月24日に中曽根康弘氏が自民党総裁予備選で圧勝とあり、12月にはテレホンカードが発売されました。まさに隔世の感があります。ところで、このテレホンカードの初版というか、ペンギンのイラストのものをもらった記憶があるのですが、残念ながら使ってしまいました。使わずにそのまま持っていたら、コレクターズアイテムになっていたかも知れません。

昨夜NHKで放送された、日本の宇宙飛行士選考テストの最終段階のドキュメンタリー番組「NHKスペシャル 宇宙飛行士はこうして生まれた 密着・最終選抜試験」は、なかなか内容が濃かったと思います。1万人近い応募者の中から最終選考に残った10人の男女が、1週間にわたって閉鎖空間に閉じこめられ、その間にいくつも出されるミッションに答えていきながら、宇宙飛行士としての適性を検証されるというものでした。最終的に2人が選抜されたのですが、適性を判断する項目は、リーダーシップ、ストレス耐性、クルーを和ませる力、危機対応力、覚悟の5つでした。いずれの項目についても、宇宙空間で任務を滞りなく遂行するために不可欠のものでしょう。中でも、クルーを和ませる力というのは、努力して手に入るものではなく、持って生まれた天賦の才のように感じました。対面した相手に微妙な緊張を強いる人と、自然に和やかなムードを生み出す人がいます。私たちの業界にとっては、明らかに後者が営業的には有利です。しかし、こればっかりは努力して獲得できるものではないので、私の場合は、お得意先を訪問し玄関を入った瞬間から、舞台の上の役者の気持ちになるようにしています。お得意先の担当者の方も、何らかのミッションに基づいて打ち合わせの場にいるのですから、本音をぶつけ合っても仕方がないので、お互い与えられた役割をきちんと演じきることで、仕事が進捗すると思うのです。しかし、この舞台には台本がありません。設定と役割だけが決まっていて、即興で科白を言わなければならないので、かなりの演技力が要求されることも事実です。と、ここまで書いてきて、役柄になりきれるというのは、詐欺師の特性のようにも思えてきました。やはり、志というか、真心も大事ですよ、人間には。