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2009.02.03 Tue

昨日は、息子も帰ってきて、家族3人と1匹でしめやかに愛猫のお通夜をしました。猫という動物は柔軟性が毛皮を着ているという印象だったのですが、死後硬直の始まった愛猫は、しなやかさなどどこにもなく、冷たく硬く、段ボール箱の中で花に囲まれて縮こまっていました。先週の金曜日、帰宅すると必ず玄関に迎えに来てくれていた彼女の姿が見えず、おかしいなと思っていたのですが、ソファの上で寝ていました。大好物の煮干しも食べず、水飲み場でもじっと座って水面を眺めているだけでした。いつ頃から体調を崩していたのかは、定かではないのですが、土曜の朝に動物病院へ連れて行くと、診断の結果、重度の肺炎を起こしているだけでなく、心臓の筋肉の肥大と食道の拡張がみられるということでした。いずれも肺を圧迫することになって、水や食べ物が肺に入って、肺炎を起こしているという見立てでした。呼吸を楽にするために酸素室に入れられていたのですが、箱の中で前足を立て、腰を落とした格好で座っていました。まったくリラックスしている様子ではありません。名前を呼んでもうつむき加減のまま目を合わそうとしません。こんな狭い箱の中に閉じ込められているのはかわいそうだからと、その日は一旦連れて帰ったのですが、家に着いて少し安心したのか、ぐるっと家の中を歩き回り、リビングの床に寝転がっていました。しかし、おなかが大きく上下していて、荒い息づかいが収まりません。午後にもう一度病院に連れて行って、酸素室に入れました。肺炎を治すための抗生物質を投与してもらっていたので、抗生物質が効きだして肺炎の症状が治まるまで、しばらく酸素室で我慢してねと言って、帰ってきました。翌日、嫁さんが様子を見に行くと、箱の中でぐったりと横になっていたようですが、名前を呼ぶとまだ反応していたようです。ところが、月曜日の午前中に、危篤だからすぐに来て欲しいとの連絡があり、嫁さんが駆けつけた時には、酸素吸入装置を付けられ、もう虫の息でした。日曜の夜だというのに、付きっきりで看病してもらっていたようですが、結局これ以上延命処置をしないことに決め、装置を外してもらいました。それから間もなく、静かに息を引き取ったということでした。昨夜は彼女が我が家に来た頃の話から、阪神淡路大震災の時の腰の抜けたへたれ話や弟分のもう一匹の猫とのバトルや夏の蝉取り大作戦などの思い出話に花が咲きました。息子は車で来ていて、酒が飲めないので、私ひとりがついつい度を過ごして、すっかり酔っぱらってしまいました。朝の4時頃に目が覚めると、胃がむかつき、汗びっしょりになっていました、その後、なかなか寝付けず、うとうとしたと思ったらまた目が覚め、実家の2階に小さな猫がいっぱいいる奇妙な夢を見ました。会社に出かける前に、「さよなら」と別れを告げ、身体を撫でてやりました。昨夜息子が自分のマンションに帰ってから、手持ちの写真をフォトギャラリーサイトにアップしてくれたらしく、今朝から何度も在りし日の姿を眺めています。ペットロスというのは、確かに身に応えるようです。今も頭痛と胃もたれのダブルパンチで、ぐったりしています。これは、ただの二日酔いなんですが・・・。