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Month: 2008 October

2008.10.31 Fri

麻生首相は、「生活支援定額給付金」という現金のばらまき政策を発表しました。定額減税で納めた税金が戻ってくるのでは、税金を納めていない人たち(年金生活者や子供)には恩恵が行き渡りませんので、4人家族(両親、中学生以下の子供2人)で6万8千円の支給額を全世帯の銀行口座に振り込むのだそうです。これって消費促進になるのでしょうか?そのまま貯金してしまう人の方が多いように思います。まぁ、タイミングよく年末に給付されれば、年越し資金として帰省費用や正月の買い物に使う人は、結構あるかも知れません。高速道路もクルマで帰省する人にとっては、どこまで走っても1000円というのは魅力でしょう。しかし、国内消費不振の抜本的な解決策にはなりそうもありません。自民党の選挙対策のための人気取り政策だろうというのが大方の見方です。現金をばらまくやりかたは、社会福祉政策とは言えません。根本的な国家運営の経費を見直し、子育て支援、障害者支援、僻地や高齢者、無保険家庭の子供の医療費補助などのセーフティネット整備のために使った方がいいと思います。

2008.10.29 Wed

前日NYダウが9000ドル台まで急騰すると、東証も反発して「日経平均株価の終値は4営業日ぶりに8000円台を回復し、前日比589円98銭(7.74%)高い8211円90銭 (asahi.com)」となり、円相場も一時1ドル=99円台にまで円安がすすみました。しかし、株や為替相場の乱高下はまだまだ続くと思います。毎日一喜一憂していても仕方がないのでしょうが、世界中を巻き込んだ金融危機が去ったわけではないので、当分この状態が続くのでしょう。

女子マラソンの高橋尚子さんが引退を表明し、WBCの監督を読売の原監督が快諾し、我がタイガーズは真弓新監督が就任し、柔道ニッポンの監督には篠原さんが就任し、とスポーツ界の世代交代人事の話題が続きました。実力主義のスポーツ界ですが、監督やコーチの力量は結果がでないと分かりません。岡田ジャパンともども、温かい目で見守っていきましょう。

28日・29日の両日、マイドームおおさかで開催された「クリエイティブビジネスマーケット・大阪創造取引所」に「シーズシティーグループ」として出展しました。会場は多数の見学者でごった返したのですが、弊社グループのブースは、千客万来とまではいかなかったようです。なぜなら、デザイン会社の商品は企画力・デザイン力であり、課題を与えられて初めて実力を発揮できるので、過去に制作した作品を展示しても、それはどこかの会社の広告であったり、ポスターであったり、カタログであったりします。WEBデザインの場合、もっと紹介するのがやっかいです。作品はインターネットのサーバーの中にしか存在していないのですから。しかも、何の会社で、何がセールスポイントなのかを訴求するのも、なかなか難しいものがあります。結論として、今回のような展示会イベントに出展する際のプレゼンテーションのやり方をもっと研究する必要があるということでした。ま、大阪を元気づけようとするイベントに参加させていただくことで、少しは山の賑わいになったかなと思います。

2008.10.27 Mon

東証の終値がバブル後最安値の7,162円となり、26年ぶりの安値水準になりました。これって、金融不安を通り越していませんか?ハッキリ言って危機です。麻生首相は秋葉原で円高を容認するような発言をして、顰蹙を買っていますが、消費不況はこの分では、当分改善されそうにありません。消費者という名の一般国民は、先行きに不安を感じているのですから、食費や生活必需品以外の消費に回せる金があれば、貯蓄してしまうでしょう。国内消費が伸びないと、消費不況に一層拍車が掛かってしまいます。この悪循環を断ち切るためには、政府、マスコミ一体となった、消費促進キャンペーンでもやってもらうしかありません。政府は、特別減税でばらまき政策を実行しそうですが、減税分は貯蓄されてしまい、消費に回るとは思えません。マスコミは、今こそ消費の促進を図るべきで、安売り情報とか、優待情報とか、消費者の財布のヒモを弛めるようなお得情報をガンガン流すべきです。なんだかんだ言っても、マスコミ(特にTV)の購買動機付け力は大きいのですから。この際、不景気な話題は極力小さな扱いにして、本来の夢を売る役割に徹したらいいのにとさえ思ってしまったりもします。もともとTVはジャーナリズムたり得ないのではないかとの疑問があるのですが、プロパガンダのパワーは認めざるを得ません。暴論は承知の上なのですが、経済関連のニュースは日経新聞にまかせて、TVのトップニュースで、金融危機だとか、世界同時株安だとかの経済ニュースを流すのは。しばらくやめにしていただきたい。かつての不動産バブルや、ついこの前のITバブルを煽ったのもマスコミなら、経済危機を煽るような報道を極力控え、沈静化させる努力をもっとしてもよさそうなものです。

2008.10.25 Sat

フロスト警部シリーズの第3弾にあたる「夜のフロスト」を読了。この文庫本は通勤電車で読むには少々分厚すぎました。何しろ761ページもあり、厚さ27mm。2分冊にしてくれたら持ち運びが楽だったんですが、いずれにしろ読み応え十分でした。この巻でのフロスト警部は、多少ツキに助けられた感があります。いくらなんでもそんなにうまい具合にはいかんだろと、作者のご都合主義を感じなくはない展開もあったりしましたが、少女殺人事件と連続老女切り裂き事件、さらに、別の少女の自殺とその引き金になったとおぼしき謎の手紙事件、放火殺人事件と相次ぐ難事件を今回も1週間ほどの短期間に首尾よく解決し、ラストはハリウッド映画なみのハラハラドキドキのスペクタクルシーンのオマケつきでした。しかも、男気のあるところとか人情デカぶりも交え、ますますこの「正義の下ネタ親爺」の贔屓になりました。それにしても、フロスト警部はことあるごとにたばこを吸い、自分のたばこをまわりの人にも勧めるという太っ腹ぶりに驚きました。何しろ、イギリスのたばこは税金が販売価格の80%を超え、1箱700円もするのですから。円高で為替レート的には少し安くなったかも知れませんが、あくまで日本円をポンドに両替する際に、円高の恩恵を享けられるだけなので、イギリス人にとってたばこが高いのは現在も同じです。そこで端と気がつきました。原作は1992年に発表されているので、たばこへの風当たりがまだまだ弱かった頃です。イギリスでのたばこの値段もそんなに高くなかったのかも知れません。私もたばこを吸わなくなって3年半ほどになりますが、それまでは重症のチェーンスモーカーだったのですから、よくぞやめられたものだと自分でも思います。

2008.10.24 Fri

今日の東京外国為替市場で円相場が急騰しました。一時は1ドル95円35銭になり、1995年8月以来13年2カ月ぶりの円高ドル安水準だったそうです。対ユーロも円高で、世界中の通貨で円にだけ買いが集中している訳です。何故そんなことになったのでしょうか?NIKKEI NETでは、「世界的な景気の悪化や金融システム不安を背景に新興国などから投資資金が流出し、逃避先として円を買う動きが続いている」と解説していますが、こんなことが続くと、輸出関連企業のそれも下請け企業から始まって連鎖的に倒産が相次ぐことになってしまいます。政府は手を拱いて円高を許容しているのでしょうか?日本単独では円高を止める手だてはないのでしょうか?何ともやるせない気分になります。東証の日経平均株価も、円高による輸出関連企業株の全面安により、8000円を割り込み、バブル崩壊後安値の寸前まで急落しました。昨年末の株価水準からすると50%を越える下落率だそうです。いよいよ経済危機も第二段階の実体経済の悪化の段階に入った感じがします。米連邦準備制度理事会(FRB)のグリーンスパン前議長が、危機対策について結果的に対応が不十分だったことを「我々は人間としてそれほど明敏ではないということだ。はるか先に何が起きるか予見できない(asahi.com)」と語っています。あんたが予見できなくて、誰が予見できるのか?