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2008.06.17 Tue

宮崎勤死刑囚の刑が執行されたと聞きました。なんと20年前の事件だったのですね。あの事件から、おたく= キモイ変人の一般的な認識ができあがったように思います。wikipesdiaで、おたくを調べると「対象年齢を過ぎたと世間的に認知されている趣味(アニメや漫画、アイドル、ゲーム、コンピュータなど)をもつ独身の日本人男性に対して用いられる」とありました。これに、自動車や鉄道、兵器などのマニアを加えるのが一般的なおたくの定義でしょう。昨今では、おたく=犯罪予備軍に移行しつつあり、おたくと同類として、ニートやひきこもりもひとくくりにされているきらいがあります。2007年に肝臓ガンで亡くなった渡辺和博さんはおたく文化の旗手ともいえ、ベストセラーになった「金魂巻」で、私たちデザイナーやコピーライターなどの、いわゆる横文字業界人を、○金○ビに分類しました。同じ職業の中に存在する所得格差、さらにその格差によって決定されてしまう生き様が、21世紀になってもそのまま存在していることに、ある意味愕然とします。格差社会、勝ち組、負け組の区別は、その後のITバブルで一層鮮明になり、現在社会問題化している様々な事象、事件に繋がっています。犯罪はそれを行った人間の人間性に一番の問題があるのは自明ですが、背景にある社会の有り様も無視できません。誰にも同じようにチャンスが与えられる訳ではない、不公平なのが当たり前の現実社会の中で、身を律して、潔く生きることの難しさを今さらながらに感じました。