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2008.11.26 Wed

元厚生省事務次官宅を襲った犯人は自首しましたが、犯行動機がいまいち腑に落ちません。30年以上も前のペットの処分に対する仇討ちだというのは、あまりにも唐突すぎます。しかも、当時の厚生省のトップを狙った訳でもないようです。厚生労働省というお役所は、薬害エイズやC型肝炎をはじめとする生命に関わる問題に関わるだけに、個人的に恨みを買うことも充分考えられます。また、年金制度や健康保険制度への不満や社会保険庁の杜撰な業務に対する怒りも国民の間に充満しています。しかし、そういった義憤に駆られたテロであったとしても憎むべき犯罪なのですが、そうではなかったことの方が、いっそう不気味なテロと言えます。できるだけ早く全容を解明してもらって、納得のいく犯行動機を知りたいものです。「誰でもよかった」という無差別テロから、特定の条件でターゲットを絞り込むものの、政治的な背景やイデオロギー色は希薄な非政治的自己顕示テロに進化(?)したのでしょうか?いずれにしても、飲酒運転によるひき逃げ犯同様、他人の生命を奪ったり人生を狂わせるような卑劣なまねは絶対に止めてもらいたいと、つくづく思います。マスコミも犯人の生い立ちや家族の話なんかを流し続けるのは止めた方がいいように思います。話題になればなるほど、犯人にとっては所期の目的を達したことになるのかも知れません。