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2008.11.05 Wed

アメリカの新大統領にバラク・オバマ氏が選ばれました。日本にとって、このアフリカ系大統領の歴史的誕生は良かったのか悪かったのか、まだ結論は出せませんが、今後の日米関係の変化(CHAGE)に注目する必要がありそうです。アメリカはなりふり構わず変わらざるを得ないところに来ているのも事実です。今回の世界同時株安の原因になったサブプライムローンの破綻に如実に現れたように、日本以上に勝ち組と負け組の格差が広がっているアメリカでは、中・下流社会が崩壊しつつあるのは明らかです。本来、生産の担い手であったロウアーミドル層の仕事を取り上げ、生産拠点を海外に移行したことで、すでに製品づくりのスキルの多くを失っています。MADE IN USAの商品にあこがれた私たち世代は、今でもアメリカ製品に好意的ですが、肝心の本家アメリカ人が自国産製品に無頓着では、どうすることもできません。オバマ政権が、今後国内の産業と雇用を再生できなければ、工業生産で世界経済をリードしていくことがますます難しくなっていくでしょう。当然、アメリカ人の購買力は低下します。そのとき、日本をはじめ、中国や韓国といった対米輸出に大きく依存している国々は、どうするのでしょう。心配のタネがまたひとつ増えた気がします。