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2008.05.01 Thu

そう言えば、今日はメーデーだったんですね。久しくシュプレヒコールを耳にしなかったので、少々場違いな感じがしました。国道1号線をしずしずと行進していくデモ隊(隊という字も似合いませんが)は、さしたる緊張感も高揚感もなく、だらだら(失礼)と歩いていました。赤旗はほとんどなくて、幟のようなものを持っている人を多く見かけました。21世紀の日本では、ブルジョワジーとプロレタリアートとの対立という構図自体、画一的に論じられなくなっています。確かに労働組合運動が低迷するのも仕方のないことです。見せかけの豊かさの中で、フリーターや派遣社員、パートタイマー、外国人研修生などが社会の底辺を支えており、地方に行けば、駅前すらシャッター通りになり、公共工事以外に現金収入の道がないのが現状であれば、大手企業や自治体の労働組合は、自分たちの待遇改善を要求する前に、格差社会を改善するために、劣悪な労働環境で働いている人たちを物心両面で支援するなど、無私の精神でボランティア活動をやるくらいの発想の転換が必要でしょう。